凄いことだと思って考えてたら別に普通だったこと

ナルシシスト【narcissist】


自己陶酔型の人。うぬぼれや。ナルシスト。



三省堂提供「デイリー 新語辞典」より

ナルシスト


自己陶酔型の人。

語源となったナルキッソスは大層な美少年。ある日川辺を歩いていたナルキッソスは、水の中に美しい少年を見かけます。彼は水の中の少年に惹かれ、その場を動かず、来る日も来る日もじっと少年を見つめつづけていました。水の中の自分に恋してしまったナルキッソスは、やがて憐れに思った神により水仙の花に姿を変えられました。水仙は今でも水の中の自分を覗き込むように咲くのです。

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こう見るとナルシストって言うのは本当は「自己陶酔型の人」という意味なのですね。俺は自分の中でナルシストってのが「過剰な自信家」とか「うぬぼれや」とかそう意味で考えていたので凄い発見したと勘違いしました。別に普通のことだった、それでもとりあえず書いてみます。(ギリシャ神話の逸話から考えるとこの概念はないはずだから凄いと勘違いしました)



俺の中でナルシストってのは上にも書いたとおり自信過剰な人のことで、それによって周りに迷惑をかけてそれに気づいているのか否かは別としてそれでも平気な人と考えてます。それでもって私自身ナルシストは大嫌いです。その根拠のない自信がどこから来るのかわからないし、どうして他人を傷つけても平気そうな顔してるのかもわからない。それに何より軽くですけど羨ましいんですよね(ここは私情なので無視してください)。私の場合は他人を傷つけたと感じると以上に塞ぎ込む人なんで。



それである日ふと思いついたんです。「このナルシストの逆の意味も言われてないだけで確実に存在するよな。」と。つまり、自分の存在を過小評価して塞ぎ込み、何もしないもしくはひとつ行動してそれが少し失敗しただけで異常にまた凹む。この行動によって周りの人々に迷惑をかける(大抵は捨てられるんだけど拾う神もいてくれるみたいですから世の中には)。こう考えるとベクトルが違うだけで、ナルシストの対極にいるような人々もナルシストなんだよな。(おそらく代表例は碇シンジで満場一致かと思う)


最近自分の中では勝手に前者をポジティブナルシスト、後者をネガティブナルシストと考えるようにして区別するように考えるようにしてます。こう考えることで、自分は自分の塞ぎ込みの程度が軽くなったと感じてる。だって自分が一番嫌いだって言ってたナルシストに自分がなってるなんて認めたくないですもん(現になってたんですけどね)。このネガティブナルシストに当たるような言葉があったら教えて欲しいです。つまりナルシストの対義語として存在してる言葉ですな。俺は語彙が貧弱なので思いつきませんでした。




こういう概念があるんだろうなとは思うけどいまいちこの概念を応用する手段を思いつかない。はてな非モテとかに軽く使えそうだけど、こんな貧弱な理論攻撃されてオチなので何にも書きません。


どうしてこれが思いつくようになったかも書きたいけど、これを書くとまた自分語りが始まるのでここで止めときます。



ここまで書いて、何か意見が欲しいなと思うのは傲慢でしょうか?それでも辛辣な意見はあまり見たくないなと思うのは俺がまだ視野を自分の都合のいいほうしか見てないからなのでしょうか?誰かに見られると思ってまじめなことを書くのはとても怖いですね。軽く塞ぎ込みそうですよ。このエントリによって誰か傷つくかとか思うと。おっとこれ以上マイナスなことを書くとナルシストになりかねないので止めときます。(既にナルシストじゃんて言うのはやめてくださいね、そしたら夏の自分は救いようなくなっちゃいますから)


参考ナルキッソス - Wikipedia
境界性人格障害 - Wikipedia
自己愛性人格障害 - Wikipedia