パクリ記事でも重要なことだからメモ

メンタルという部分については、監督を替えても、外国人を連れてきても改善は難しいということだが、ブラジルと日本はそもそも社会も違う。社会文化という視点で改めてメンタルの相違を総括してほしいのですが?

「まず、こんなに短い期間(1年)で日本の社会を判断することはできない。ただ、私が言えるのは、日本の会社のなかでも競争があり、優秀な人材を集め、そこで高い目的を持って世界のなかでやっていくというのが印象としてあるということ。日本がこれだけの国だということは、そこに人材があって、知識があって、それを行動に移す人がいるということの証明だと思う。しかし、企業のなかでできて何故サッカーのなかで、できないのかは私のクエスチョンである。それをやるためには、上(フロント)の人間から行動を起こすしかないのではと思っている。ただ、それをやるために、上のものが現場だけにそれを押し付けて競争力を高めろといってもしょうがないし、サッカーに携わる関係者全員で高めていかなければいけないと思う。

 選手を大切にする、あるいはイメージを大切にすることも大事かと思うが、世界と戦うためにはそういったものを横に置かなくてはいけないと思う。大事なのはピッチのパフォーマンスだと思う。そこは改善しなければならないだろう。それと融合してメンタルということが必要だと思う。世界には技術的に優れてない選手でも活躍している選手がいるが、それはメンタルの強さからくるものではないか。その部分で若手が試合に出ているのは、今後伸びていく選手だろうし、そういった気持ちを私に伝えてきたからである。開幕戦で内田を先発させたときにはすごい反響があったと聞いているが、それは僕にとっては普通のことだった。そういったことをみなさんにも理解していただければと思う」


アウトゥオリ監督のサッカー選手のメンタルについて